レトロなニッセン(日本船燈)ストーブ SS-6を買っちゃった。

ニッセンストーブSS-6買っちゃいました。ニッセンストーブのSS-6。珍しくヤフオクで。冬の暖房器具はタケイくんを持っているので、同じ機能の物を買うというのは自分的にはやや罪悪感があったんですが、冬キャンプで楽をしたいという一心と、見た目のデザインに魅了されました。

楽をしたい時もあるのです

カミさんでも点火ができる、簡単な石油ストーブが欲しくなったのが動機です。タケイくんは点火するのに、プレヒートやポンピングなどの儀式が必要で、我が家では自分以外点火できません。付けるのに手間がかかる分、気軽に消すこともできないので、テントから人が離れる時につけっぱなしの不安も少しありました。燃料が少なくなったときに稀に炎上するというのも聞いたことがあるし。
それと、早起きなカミさんが、自分が起きるまで暖房を付けられない時間を過ごさないといけないという申し訳なさもありました。そこは自分が早起きすればいいというのもありますが、ハッキリ言いましょう。早起き無理。

高火力なストーブを求めて

我が家の冬は主にアスガルド19.6を使っています。ランドロックやアスガルドくらいの大きい幕だとストーブ2台体制の人もいらっしゃるようなので、この広い空間を暖めるには、それなりの火力が必要です。おそらく、アラジンやアルパカでは1台では厳しい感じがします。それでいうと、今まで使っていたタケイくんの火力は、アスガルドの広さでも十分な暖房能力を持っていました。

知ってる範囲で火力を調べた感じだとスペック的にはこんな感じでした。

【暖房出力】
アルパカ:2.9kw(2500kcal)
フジカハイペット:2.5Kw(2150kcal)
アラジンブルーフレーム:2.68Kw(2310kcal)
トヨトミレインボー:2.5Kw(2150kcal)
コロナSL-66G:5.14kw(4430kcal) 幅46cm 高さ55cm
武井301A:5.8kw(5000kcal)
ニッセンSS-6:5.8kw(約5000kcal)幅39cm 高さ60cm

タケイくん圧倒的!そりゃー、普通のストーブの二台分の火力があるわけだ。確かに雪中スイートグラスのアスガルドで-14度でも1台で済んだしなー、今更ながら頼もしい相棒です。で、タケイくんと同等の火力を求めるとコロナの大型かニッセンあたりになってくるんですが、コロナ(SL-66G)の実物みたらデカすぎ。高さ553×幅460×奥行460mmとのことなので、いくら最近、積載に少し余裕がでたとはいえ、この大きさを運ぶにはちときつい。

ニッセンのストーブは、他の型番の物も高火力な物もあるですが、なんとなくSS-6に惹かれてこいつに決めました。エイヤ!

ということで我が家にやってきたので、早速点火。
無事に付いたので、とりあえず一安心。やっぱり、オークションで買うものって不安があるよね。

網目からほんのり見える火がいいね。
天板の状態はキレイです。

とはいえ、サビがでてる部分もあります。
このへんは腐食が一番きついところかな。でも使用には問題なし。少し磨いて、塗装しなおそうかな。

ありがたいことに機能的な部分は腐食もなく、きれいな状態。
いいんじゃないでしょうか。

ただ、芯はほとんど残ってなくて、これが目一杯出した状態。
数回使うくらいはできそうですが、長く使うにはやや心配。なので、換えの芯を買ったので、近々交換に挑戦しようと思います。自分にできるか不安だけど。

実は、前回のキャンプの時にMさんが偶然にもSS-6をお持ちだったので、詳しく見せてもらっていました。そして、図々しくも、ラゲッジに実際に入れてみて積載できることも確認させてもらったり詳しくお話を聞いていたのでした。キャンプ中にポチったのは初めてでしたが(笑)

それと、いつか買いたいアスガルドのジップインフロアを使ってお座敷仕様を想定すると、やっぱりタケイくんじゃ不安定なんだよね。お座敷にストーブでヌクヌク。いつか試してみたいスタイルです。

ということで欲しかった石油ストーブが手に入って、ヌクヌク冬キャンプできるかな。コットン幕にストーブの組み合わせで幸せになれるかな。

今年も楽しむよー、冬キャンプ!

キャンプ初心者のための道具選び:テントとタープの種類編

そもそもどんなテントを買えばよいかのわからないし、どんな種類があるのかもわからねーよ、という方はいらっしゃる気もします。自分もいまだにどんなテントがあるのかよくわかってませんが、知ってる範囲で羅列してみます。

■テントの種類

すごいざっくりですが、個人的に独断と偏見でタイプ分けしてみました。

1.ベーシックなファミリー向けテント

一番ベーシックなテントです。テントは役割としては寝室で、リビングスペースは別途タープを検討するのが普通です。家族用に3~6人向けで、室内は広めで、全室は荷物を少し置く程度の広さを確保してるものが多いです。
大きさのバリエーションもいくつかあるので人数にあわせて選べます。シーズンとしては夏はもちろん、1年中使えるといえば使えます。ただ、リビングを別に考えた場合、そのリビングによっては寒い時期には向かない物もあります。

2.オールインワンテント/2ルームテント

テントにプラスして、リビングスペースが一体化したテントです。種類によってはインナールームを取り付けるタイプで別購入が必要なものもあります。メリットとしてはテントとリビングスペースが一体化しているので、寒い時期に完全に締め切ることができます。仕組みによっては設営がかなり簡単なものもあります。ただ、時期的には夏は向きません。夏以外の3シーズンと雨天時に適してると思います。価格としても高価なものが多いです。

3.ワンポールテント(三角テント)

見た目通り三角な形のテントです。ポールは中心の一本のみなので、構造がシンプルで設営は比較的簡単だと思います。中にインナーを張れば、寝室とリビングの両方をこれだけで兼ねることができます。外にタープを買えば、シーズン的にはある意味、一年中使えなくもないので、4シーズン使えるとも言えます。ただ、難点をあげるとすると形が三角なので、面積の割に居住空間が狭いことと、値段的に安くはないという点があるので、初めてのテントがこのタイプというのは少し勇気がいるかもしれません。最近見かける割合が増えてます。

4.山岳テント(登山用)

もちろん登山用の山岳テントだってオートキャンプで使えます。基本的にファミリーテントより低く小さいです。そしてものすごく軽くコンパクトです。軽量に出来てる分、生地の厚さはすごく薄いですし、ポールも細いです。ただ、その分値段が高価で少人数(1~3人)用がほとんどです。一般的に、オートキャンプにはハイスペック過ぎるとは言われてますが、本物志向の方に好まれます。誤解を恐れずいえば、必要以上に高機能を求めるのはある意味ファッションです!都心でゴアテックスの高級ジャケットを着てるような感じです。でもいいんです。必要かどうかではありません、かっこいいかどうかです(`・ω・´)キリッ
正直言うと、自分はこのカテゴリは全くの未知です。

5.ベルテント型

名前の由来はもともとは形がベルの形をしてるからとか。自分もNORDISKのASGARDを持っています。ワンポールテントの欠点を補って、周囲に立ち上がりがあるので、室内空間はかなり広いです。ある意味、オイールインワンテントとも言えなくもないです。ただ、夏場には向かない気がします。ナイロン製のベルテントもあるようですが、ほとんどが材質がコットンのものが主流です。そこそこマニアックな種類にはなると思うので、いきなり初めてのテントでベルテントを選ばれるような方は少ないかな。コットン幕は雨に弱いし。

6.ロッジテント(通称、鉄骨?)

ロッジ型のテントでポールが鉄製なため、「てっこつ」の愛称で呼ばれてるようです。クラシックなテントが多くかなりマニアックな部類です。最近、復刻モデルのようなモノも発売されてるようです。重量はずば抜けて重いですが室内空間は広いです。

■タープの種類

タープの目的は基本的には、日よけと雨よけで、リビングスペースとして使います。形と大きさのバリエーションはかなりあるので、最低限の質さえあれば、見た目で選んでもよいと思います。

1.ヘキサタープ/ウィングタープ

ポールが2本で設営します。ヘキサタープは6角系でウィングタープは布地が4角です。主に夏の暖かい時期に使用し、開放感があります。材質によっては遮光性の違いあります。

2.レクタタープ

ヘキサタイプと違い、支柱の2本の他に角に4本のポールを立てるため、居住空間は一番広いです。難点は、やはりポールの数が多い分、設営の手間がかかるのと、積載がやや大きくなります。大人数での宴会が多い方に向いていて、レクタを複数連結して使う方もいらっしゃいます。

3.スクリーンタープ

メッシュ状のスクリーンで覆われた全面が閉鎖できるタイプのタープです。多くのモノはメッシュ状の壁面とメッシュじゃない壁面の二重になっていて、フルクローズできるタイプがほとんどだと思います。夏に全面メッシュにして虫除けをしたいと思われるかもしれませんが、全面メッシュにしても虫は中に入ってくることは多いですし、中に入った虫が外に出れなくなった場合はむしろ不快です。それとメッシュにしても夏場は暑くて中にいられません。結局、リビングスペースは単なる物置になって、人は外に出て過ごしているというのをよく見かけます。涼しい時期は虫が少ないので、結局メッシュで使う時期って実はあまりないんじゃないかと思ってたりします。

4.シェルタータイプ

機能的にはスクリーンタイプと似ていますが、シェルターというのはスノーピーク独自の分類かもしれません。またリビングシェルシールドが特別なのかもしれませんが、別売のインナールームを買えば、テントとしての機能も付けることができるので、ある意味万能型とも言えます。

で、結局おすすめのテントは?

いろんなタイプの種類のテントとタープがあって、自分もそこまで多くのものを使い分けたわけではないんですが、独断と偏見で「おすすめのテントとタープ」を選べと言われた、初心者の方にはこれをおすすめします。

スノーピークのアメニティドームとヘキサターム
じゃん!スノーピークのアメニティドームヘキサタープの組み合わせです。はっきりいってベタです。自分がこれを使ってきたというのが大きいですが、製品としてのできは素晴らしいの一言です。スノーピーク的にはエントリーモデルになりますが、スノーピークはエントリーモデルでもスペックとしては十分すぎます。上級用にpro幕のラインナップがありますが、はっきりいって、そんなスペック必要か?と思います。
はじめてのテントでスノーピーク製というのは正直いって安くはないので、スノーピークは高いよ!という方も多いとは思います。が、その高い商品郡のスノーピークの中でもアメニティドーム(略してアメド)はこれでも戦略的に安い値段設定にされています。(そこからスノーピーク沼にハマる人が多いですし、メーカーとしても沼にはめたい意図があるような気がしますw)
そして、最初にテントを選ぶならテントと開放感のあるオープンタープ(ヘキサやレクタ)の組み合わせが良いと思います。前の記事にも書きましたがやはり、最初は夏を中心にキャンプを始めると思うので、夏に最適なこの組み合わせがよいと思います。そして、キャンプにはまり、寒い時期にも行くようになれば、オールインワンテント/2ルームテントを追加購入して、通年で行ける体制を整えるのが理想的な流れかなと思います。さらに言うと、タープは雨が降った時を想定して、大きいサイズをおすすめします。雨にもよりますが、布の面積の半分くらいは濡れることがあるので、家族で行くなら大きいLサイズがいいかなと思います。まぁ、独断と偏見ですので、あくまでオススメということで。

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キャンプ初心者のための道具選び:失敗しないテント選び編

道具選びのテント編です。なんどもいいますが、あくまで初心者のためのです。雪中に(ry

まずはどんなテントがあるのか、写真で見てみるほうが早いかもgoogle先生の画像検索はこちら
オシャレなテントにちょっと興味があるという方はこちら。オシャレの定義はよくわかりません。
いやーいろんな種類がありますね。丸に三角に四角に。形だけでもたくさんあるのに、この中から自分に合うのものを選ぶなんて難しいと思います。キャンプにはまってる人はテントだけでも5,6個持ってる人も普通にいます。テントなんて1個あればいいじゃんと思いますが、1年中キャンプやってる人間から見ると、ふつうのことだったりもします。テントによって最適なシーズンや天候、目的が違いますしね。

■テント選びに失敗する理由

1.適応シーズンを間違える

失敗する理由はいろいろあると思いますが、その1つにテントの使用シーズンのミスマッチがあると思います。ほとんど初心者の方はキャンプデビューする夏を基準にテントを選ぶことが多いですが、キャンプを1年間通して考えてみると、自分の場合、「夏用」と「夏以外の3シーズン」という分け方になるような気がします。つまり、夏だけが特別なシーズンなのに夏を基準にテントを選ぼうとして、なおかつ、少しでも長く使おうと春、夏、秋、をターゲットにテントを選んでしまうような気がします。春、夏、秋をターゲットにしてもよいのですが、その場合、夏にも中途半端で、寒くなってくると物足りない、みたいな状態になりやすいです。なので、むしろ、夏専用をしっかり考えたほうが、2つ目のテントを考える時も3シーズン用に絞りやすいとも思います。まぁ、いきなりテントを2個買うことは想定されてないと思いますが、しっかり続けたいなぁと思ってる人は、最初に夏専用をまず選ぶのも1つの手です。

2.大きさを間違える

それと、大きさが適切ではない場合。小さいサイズを選んでしまうのは、厳しいのはわかると思いますが、逆もしかりで、例えば3人家族で5人用のテントとかを選んだ場合。最初は大は小を兼ねると思い、またはテントが広いほうが快適だと思い、一回り大きめな物を選んでしまうケースがあると思います。大きいサイズは重さも重くなりますし、必要以上に設営が大変になります。宴会好き、もしくは荷物が多い方はリビングを広めにするほうが良いです。寝室のテントに限ってはそこまで広さは必要ないです。高さもそこまで必要ではありません。テントの中で立って着替えるなんて、頻繁にあることでもありません。大きすぎると強風に弱くなるというデメリットもあるので、テントに限っては必要最小限でいいと思います。

3.はまる

それと、もう1つ多い理由は、キャンプにドはまりして、目が肥えすぎてしまい、普通のテントじゃ嫌だー、このメーカーじゃ嫌だー、となって買い換えるケース。まぁ、これは付ける薬がないのでお財布の体力が続く限り好きなモノをじゃんじゃん買い替えて下さい(笑)

■値段の違い。安い商品は何が違うのか

キャンプ道具は基本的にはどれも高価です。テント1つとっても1~10万円くらいのピンきりです。いくらくらいの買えば良いのかというのは一概には言えませんが、ある程度は質の良さは値段に比例してしまいます。むしろ値段というより、メーカーの違いによって、質の良さは変わってくるとも言えます。で、どのメーカーなら良いのかというのも難しいんですが、国内で普通に売っているテントメーカーで、自分の知ってる範囲だと、コールマンスノーピーク小川キャンパルユニフレームモンベルあたりは商品としては良く出来ていると思いますし、ハズレはないです。(※レアな海外メーカー、登山メーカーを除く)

1.構造・材質

生地の違いというのが一番の違いかもしれませんが、フレーム構造違いも大きいです。各メーカー、フレーム構造違いは明確にあって、1本でも少ないフレームでいかに強度を出すかというのを極限まで考えられてる気がします。ポール1本でも、重さと強度の違いは明確です。それと、弱い幕は設営時にちょっと力の掛け方を間違えたくらいで破けたりもします。逆に某スノーピークのPro幕は必要以上に丈夫すぎて、いったい何と戦ってるんだというくらい強いようです(笑)
それと、山岳テントなどは、基本キャンプ用テントより高額ですが、軽量で丈夫で積載が非常にコンパクトという性質もあります。

2.付属品の質

ホームセンターで売ってるいるような安価のものだと、金具やペグ、ロープなどの付属品が弱くて壊れやすいです。比べてしまうと一目瞭然なんですが、ロープの長さを変える自在金具がプラスチックだとか、ペグがプラスチックで折れやすいとか、とにかく強度が弱いです。

3.撥水性能

何を隠そう、自分が初めて買ったタープはホームセンターに売ってるどこのメーカーかもわからないような安い商品でした。たしか2年目くらいで撥水性能が全くなくなり、雨漏りをしはじめました(笑)もう、タープとして機能しないんですよ。困ったことに。その後、スノーピークのヘキサタープに買い替えたのですが、品質の違いはまったくと言っていいほど異なります。生地の強さとかびっくりするほど丈夫ですし、3年目なのに撥水性能はまだまだバッチリで今でも気持ち良いくらい水をはじきます。まぁ、お値段もそれなりに高いですが。

4.悪天候

これが一番致命的かもしれません。安いものは、まず風に弱いです。風の受け流しを考慮されていないというか、地面から垂直に近い角度で立ってたりすると、風を面でモロに受けてしまう作りになってたりします。それなりのアウトドアメーカーのは少なくてもある程度の風の抵抗を考慮した作りになってます。ただ、強風になるとどんな大きなテントでも吹っ飛のでご注意を。そうランドロックでさえも吹っ飛びます。テントが宙に舞うなんてよく聞く話です。

5.設営しやすさ

構造にも関係があるんですが、しっかりした商品は、設営のしやすさまで考慮された作りになってます。大きい幕でも一人で設営できるようになっていたり、無駄に手間がかからないようなシンプルな作りになってます。ポールも色分けされていたりして、どこにどこを通すとか視覚的にもわかりやすくなってたり気配りがあります。ティエラとか大きい割に簡単に設営できる作りになっていたのはすごいと思いました。

6.修理・メンテナンス

これも地味に大切です。他のメーカーはよく知りませんが、スノーピークの場合は永年保証を謳っていたりします。何回も使用していると、ポールが折れるとか曲がる、破れるというようなことはどうしてもでてくるんですが、そのような場合でもスノーピークは格安で修理してくれます。自分も椅子の布が敗れた時に修理をお願いしたことがありますが、無償で修理してもらえたのはビックリしました。なので、長く使いたい商品であれば、そこのメーカーがどのようなサポートをしてくえるのか事前に調べておくと安心できます。

結局、値段が高い商品はそれなりの理由があるといってしまえばそれまでなんですが、じゃー安いモノでキャンプに行けないのかというとそんなこともなくて、年に2、3回くらいの頻度であれば耐久性なんてそこまで必要ないとも思います。逆に数回使えればよいくらいの割り切りで、安いものを買って、その後本格的にキャンプにハマってきたら良い物を買いなおすとかでもいいと思います。その方が良い物を使った時に違いや差がわかって感動しますしね。

まぁ、ぶっちゃけ気に入ったデザインにするとかでもいいと思います。今自分が使ってるテントもほぼデザインで選びましたから(笑)

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title_beginner_02「キャンプ初心者のための道具選び」と言っておきながら、道具を買う前の心がけを少し。

自分にあったキャンプ道具を選ぶというのは、すごい難しいことで、どれが一番良いとかはありません。また万能な道具というのもありません。素材や大きさ値段など、どれも一長一短であるがゆえに、どちらかというと「自分に最適なモノを選ぶ」と言ったほうが正解かもしれません。それと値段の高いものが常に最適とも限りません。

道具選びで失敗しない人もいないと思います。誰しも1回や2回は道具選びに失敗しているはずです。なので、使うシーンを想像してみて、サイズを検証したり、本当に必要かどうかをよく考えるというのが失敗しないコツかもしれません。

まずは道具をレンタルして一度行ってみる

一番手堅く失敗なく道具を買うにおそらくこれでいいと思います。一度テントから調理器具までレンタルして実際にキャンプに行ってみることをオススメします。正直、レンタル代も安くはないので、一回分でもレンタル代がもったいないと思うのですが、道具選びの失敗する確率が格段に減ると思います。ただその際に、実際に使ったテントのサイズなどを見て、使用具合を覚えておくのを忘れずに。例えば、レンタルしたテントのサイズを調べて、少し大きかったとか小さかったとか覚えておいたほうがよいと思います。

コテージやキャビン泊で一度行ってみる

まずはコテージやキャビン泊から初めて見るのもアリです。子供がまだ小さいとか、家族のアウトドアへの抵抗を見るためにまずは屋根付きの施設に泊まるというのもオススメです。コテージやキャビンだとおそらく夕飯は外で自分たちで作るスタイルになると思うので、料理だけをまずキャンプっぽく作ってみると、ある程度アウトドアの雰囲気がわかると思います。キャンプ道具を一式そろえてみたけど、二度目は行ってないという方もけっこういらっしゃるようです。それと、家族の方がアウトドアにどうしても抵抗があるという方も少なからずいらっしゃるので、まずはアウトドアの入り口として、コテージやキャビン泊でお試ししてみるのはいかがでしょうか。
あと、その際に、実際にテントでキャンプしてる人たちを見てみて、どんな道具を使ってるのか観察すると面白いと思います。

ぶっちゃけ、どんな小さい車でもいけます。(`・ω・´)キリッ
1BOXとか4WDでなくてもキャンプにはいけます。とりわけ、自分の周りには小さい車でキャンプに行く奇特な人たちがたくさんいるので、感覚が少しおかしいですが、どんな小さい車でも行けると思います。車が小さいからと行って、キャンプを諦めてしまうのはもったいないです。マニアックなキャンプ場とか、雪の中を、とか、ワイルドさを売りにしてるようなところでないオートキャンプ場であれば、そこまで車の性能は必要ありません。こんな車あんな車でキャンプに行っちゃう方もいますしね。まぁ、もちろん大きい車のほうが便利ですが(笑)

不便を楽しむ

キャンプに向いてるかどうかは、これを楽しいと思えるかどうかかと思います。最近の高規格キャンプ場はキレイな炊事施設に電源にお風呂までいろいろ揃ってはいますが、基本的に普段の生活や通常の宿泊施設とくらべて何も無いとろこにわざわざ行くのですから、何もない自然の中であえて不便を楽しむという考え方があると、違った見え方ができると思います。

少しづつ道具を揃える

先ほども少し書きましたが、道具を全部買っても、キャンプに行かなくなってしまう人も一定の割合でいらっしゃるようです。もちろん、向き不向きがあるので誰でも家族でキャンプが楽しめるというわけではないので、まずはレンタルから初めて、キャンプ道具は少しづつ揃えるほうが無難だと思います。それと、無理にキャンプ道具を揃える必要がないモノもあります。キャンプ用の食器や鍋はあると便利ですが、最初は家で使ってるものを流用して初めてみるのもいいと思います。大抵のキャンプ道具は普段使っているモノと違って、ほとんどの値段が高いです。家では300円のスプーンを使ってるのに、キャンプでは1000円のを使ってるとかザラです。
もちろん、素材がチタンであるとか、高いだけの理由もあるのですが必ずしも必要としない機能や性能もあるので、無理に高いものを揃えなくても良い物もあります。なので、まずは無理に高いキャンプ用のを買わなくても流用できるモノは流用したほうが良いです。
まぁ一番の理由は、あまり道具を調べないで一気に揃えてしまうと、不必要なものや自分のスタイルに合わないとの理由で買い換える可能性も高くなるというのもあります。

道具選びを楽しむ

特に男の人は、道具から入る人は多いと思います。好きなブランドだからとか、デザインが好みだとか、そういう理由で道具を選ぶのも時には良いと思います。とくにアウトドア系の道具はメンテナンスをしっかりすれば何十年と使えるようなものも多いですし、愛着のある道具を持つというのは楽しみの1つだとも思います。少し高価かなモノかもしれませんが、一生モノの道具に出会うというのもキャンプの魅力かもしれません。

まぁ、グダグダと長く書きましたが、良くも悪くも一度は絶対失敗するので、そういうものだと開き直るのも必要かもしれません。

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キャンプ初心者のための道具選び:まず何を買えばいいの?編

すごい唐突ですが、「初心者のための道具選び」というのを考えてみました。きっかけは単純で、「キャンプ始めたいけど、まず何が必要ですか?」という誰しもが通る、とても新鮮なコメントをいただいたのがきっかけです。

ふと考えてみると、非常に難しい質問です。というか簡単に答えがでませんでした。簡単にコメントで返せない分量になりそうなので、1つづつまとめてみようかなと思います。言い訳を先に言ってしまうと、キャンプは思いっきり趣味の世界なので、正解はないというか、個人の好みとしかいいようのないモノなので、これから書くものは個人の偏見と好みという前提でお願いします。

対象:「これからキャンプを始めたい、それほどアウトドア経験のない、小さいお子さんがいる家族。」

です。対象をしぼりました。決して雪中の電源なしサイトに薪ストーブを持って行くような方や、何もない海岸に野営して、魚を手でさばいて食べているような方、海外のオークションでレアなギアを個人輸入してるような方、自作でカヌーを作ってるような方は対象ではありません、そこのあなた!スルーですよ!

最低限必要なもの

【宿泊系】
・テント
・タープ
・シュラフ(寝袋)
・インナーマット(テント内で寝袋の下に敷くもの)
・グランドシート(テントの下に敷くもの)
・LEDランタン(テント内の明かり用)

【居住系】
・燃料系ランタン(外での明かり用)
・イス
・テーブル

【調理器具系】
・調理火器(バーナー類)
・食器類
・鍋、フライパンなどの調理器具
・クーラーボックス

あると楽しい物

・焚火台
・ハンモックスタンド&ハンモック
・コット

すごいざっくりしすぎてますが、まずはこれくらいから。小物系もかなり省いてます。
もちろん、これらの必要なモノに付随する小物、衣類や食材なども必要ですが、とりあえずわかりやすいところからリストアップしてみました。

これ以外にも、ドライネットとかランタンスタンドやジャグなどのなくてもなんとかなってしまうようなものは、入れてません。最小限なものがこのあたりでしょうか。あくまで最低限のラインナップです。もちろん、テントにはペグやハンマーも無くてはなりませんが、付随品もいったん上記に入れてません。(テント買えば入ってることもあるし)テント1つとっても奥が深すぎて、何がいいとか言い切れないですが、時間があればまとめていこうかなと。夏休みの宿題?

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春のうたた寝はGO-KOT!

GO-KOTの広げた様子だいぶ暖かくなってきて、お昼寝が気持ち良い季節になってきましたね。春のうたた寝はコットに限る!

ということで、念願のコット、GO-KOT(ゴーコット)を購入しました!
GO-KOTのラベル買ったのは、GO-KOTのブラック。少し前にそうパパさんや383さん、wanwanさんに実物を見せて頂いていたので、細部までチェック済み。いやーよく半年も我慢できましたね自分。えらいえらい。

まずはケースから。
GO-KOTのケース

袋の中身はこんな感じ。ふた手に別れてます。
GO-KOTの袋

そして袋から出すと、
GO-KOTのケースと中身本体と足のみ。

本体。
広げた様子折りたたむ様子大きく三つ折になっています。それを広げて〜

接続部に足を入れる穴があるので入れるだけ。
GO-KOTの接続部GO-KOTの接続部M字の金具を少し力をいれて、両端の穴に入れます。ちょっと力を入れないと入りません。足は6本あるので全部いれて〜

完成。
裏側まぁ簡単。広げて足を穴に入れるだけですね。

構造的にはWILD-1のオリジナルコットとほぼ同じようですが、足の数がWILD-1のほうは4本に対して、GO-KOTは6本!なんと1.5倍の数!!!値段は8倍以上するのに、、、まぁ当然、数が多い分、安定感はGO-KOTのほうがあるようです。安い方ではダメなんですか!と蓮舫のようにママに詰め寄られたの気のせいです。ハハハ(汗

GO-KOTの広げた様子いいね〜、一人で寝るには充分な大きさ。

GO-KOTGO-KOTの足GO-KOTの金具程よい安定感。

で、本当の目的はコット寝!アスガルドのインナーは1個だと4人で寝るにはギリギリ。パパがコット寝でインナーの外に出ればインナー内は広く使えるので、コットの購入は意外とすんなり承認がおりました。。。

インフレータブルマット(150cm)と枕を乗せて。
GO-KOTとマット

シュラフ(ロング)もおけばコット寝の完成!
GO-KOTとシュラフ一度やってみたかったんですよね、コット寝。

この夜、コット寝をしたんですが、ビックリするほど快適!寝心地はまるでベッドのよう。どなたかのブログで、アウトドアでの「究極の寝方はコット寝だ」と書いてあるのを見たことがありますが、納得です。もちろん一個しか買ってないのでパパ専用になりますが、昼間は子供たちのくつろぎスペースにもなるし、インナーは広々使えるしみんな満足(きっと)!良い買い物でした。

これからの時期は虫さんが気になる季節ですが、んーどうしよう。

後藤照明のペンダントライト

アスガルドを購入してから、幕内でもランタンを使うようになりました。
室内が広くて幕が白いので、光量の強いランタンを使うと快適なんですよね。
ただ、いくらコットン幕といえど、幕内で燃料ランタンを使うことにどうも抵抗がありました。(基本的には幕内での火器は推奨されてません。)

もちろん幕内ではLEDランタンが最適なのはわかっているので、うちにあるLEDランタンのほおずき2個を試して見たんですが、ちと暗い。

まぁ、リビシェルの時は幕内での照明はLEDのほおずきの2個体制だったんですけどね。

調べてみると照度はそれぞれ以下な感じ。(lm:ルーメン)
スノーピーク ほおずき 100lm
ジェントス EXシリーズ 150~600lm
Coleman ノーススター 1000lm以上? 

ほおずきだと2個でも暗いわけだ。
で、一度明るさに慣れてしまったというか、せっかくの白い幕なのでやっぱり明るく使いたいところ。大光量のLEDランタンといえば、ジェントスですが、ほおずき2個持ってるのにジェントスを買いなおすのも悔しい感じがします。そんな時、beefさんの鉄骨をお邪魔した時に、電源からコードを引いて、LED電球をぶら下げてるのを発見。あらかわいい。

電源は邪道?

いやー、いくらなんでも電源からコードを引っ張って電球か~。
電源利用は邪道だよなー。(beefさんごめんなさい、最初はそう思ってました。)
でも、明るくて、快適で安全だよなー。
でも、直接電源はなー。(まじまじと電源&電球を見つめる。)
でも、すでに冬はホカペとか電化製品使ってるしなぁー。
んー、電源かー。


安全第一よね。


楽ちんでいいよね。
買おうかな。

ホワイトガソリン代も一斗缶を購入してるとはいえ、燃料代もバカにならないので電球で!

基本的に、電源付きのサイトに行くことが多い我が家。冬は高確率で電源付きなので、アスガルドを使う時は電源に頼ってもよさそうかなと。で、電源を使うという割り切りがあれば、かわいいタイプがけっこう見つかりました。

ペンダントライトを物色

こういうのを買って

こういうシェードをつけてもよいかなーとか。

こういうのもオシャレねー。

これなんかもシンプルで素敵ねー。裸電球がレトロな感じで。

こんな素敵なLED電球もあるのねー。省エネでいいね。

中にはバッテリーが内蔵した電球まで。もうランタンだね。

完全に家具の世界。電源使うと割り切ったら世界が広がりまくり。
で、最近、ちょっと洒落っ気づいてきたというか、雰囲気をちょっと気にするようになったので、どうせならということで、いろいろ探してこれに決定!

後藤照明のペンダントライト


モダンな感じで。裸電球をぶら下げるタイプ。

ただし、先がシーリングタイプなので、変換プラグを取り付け。

これでコンセントが普通に使えます。

組み立てもシンプル。
中に電球をいれて、周りは開きます。工事現場で使われるようなガードとほぼ一緒。モダンでありながら無骨な感じが気に入りました。和風っぽくも見えるしね。

うん、シンプル。

ぶら下げて点灯。まだ明るい時間なので、明るさはそんなに。

暗くなってからだとけっこう明るい!
明るさは確か800lmほど。ノーススターほどではないですが、少し落ち着いてちょうどよい明るさ。

ノーススターだと、真下に影ができてしまいましたが、これだと真下も平気。一応テント内なので電球の雰囲気が気に入らない人がいても周囲には迷惑にならないかなと。たまに外で工事現場か!というくらい明るい電気をお見かけしますが、うす暗い雰囲気を楽しまれてる方もいますしね。

ということで、邪道だと認識しつつ、安全重視ということでしばらく使ってみます。キャンプはランタン以外ありえねーという方がいたらごめんなさい。

Solid Stake 30 Bronze

スノーピークの商品を買うようになって数年。はじめて買ったスノーピークの商品は焚火台だった記憶があります。その頃から地味に貯まったスノーピークのポイント。その一部を「ソリッドステーク ブロンズ30」に交換しました。

ネットで注文して数日。届きましたー。

一本づつ箱入り。普通に売られてる商品とは扱いが違います。

さっそく開封。
ピッカピカ!銅製ブロンズ塗装!

光ってるね〜。

輝いてるね〜。

銅はなんとなく金属としては柔らかいイメージがありますが、強度を求められるペグに大丈夫なんでしょうか。折れることはないとしても曲がったり潰れたりしないかちょっと心配。

実は我が家、ソリステの数がそこままで揃ってなかったんですよね。アスガルドはペグが20個以上必要というのもあり、雪中でソリステが足りてなくて不便をしたということもあり、ポイント交換で補うことにしました。ほんとはソリステ20もいくつか交換するつもりでしたが、欠品中だったのでまずはソリステ30から注文。

これだけ輝いてると、汚すのに躊躇しちゃうかも。

ちなみに
ソリッドステーク ブロンズ20:500point
ソリッドステーク ブロンズ30:750point
トラメジーノ ブラック:10,000point
が必要です。当初は10,000pointまで貯めて、トラメ(黒)をゲットするぜー!と意気込んでましたが、ランクが下がってポイントが貯めづらくなってしまったのと、スノピの大物は買う予定もないので諦めました。それに、新商品が発表された時に新しいギフト商品も追加されるかなーと淡い期待をしてたんですが、とくになかったので放出。

今サイトを見たら、「ソリッドステーク ブロンズ20」も2月上旬に入荷されるようなので、すぐ揃うかな。