レトロなニッセン(日本船燈)ストーブ SS-6を買っちゃった。

ニッセンストーブSS-6買っちゃいました。ニッセンストーブのSS-6。珍しくヤフオクで。冬の暖房器具はタケイくんを持っているので、同じ機能の物を買うというのは自分的にはやや罪悪感があったんですが、冬キャンプで楽をしたいという一心と、見た目のデザインに魅了されました。

楽をしたい時もあるのです

カミさんでも点火ができる、簡単な石油ストーブが欲しくなったのが動機です。タケイくんは点火するのに、プレヒートやポンピングなどの儀式が必要で、我が家では自分以外点火できません。付けるのに手間がかかる分、気軽に消すこともできないので、テントから人が離れる時につけっぱなしの不安も少しありました。燃料が少なくなったときに稀に炎上するというのも聞いたことがあるし。
それと、早起きなカミさんが、自分が起きるまで暖房を付けられない時間を過ごさないといけないという申し訳なさもありました。そこは自分が早起きすればいいというのもありますが、ハッキリ言いましょう。早起き無理。

高火力なストーブを求めて

我が家の冬は主にアスガルド19.6を使っています。ランドロックやアスガルドくらいの大きい幕だとストーブ2台体制の人もいらっしゃるようなので、この広い空間を暖めるには、それなりの火力が必要です。おそらく、アラジンやアルパカでは1台では厳しい感じがします。それでいうと、今まで使っていたタケイくんの火力は、アスガルドの広さでも十分な暖房能力を持っていました。

知ってる範囲で火力を調べた感じだとスペック的にはこんな感じでした。

【暖房出力】
アルパカ:2.9kw(2500kcal)
フジカハイペット:2.5Kw(2150kcal)
アラジンブルーフレーム:2.68Kw(2310kcal)
トヨトミレインボー:2.5Kw(2150kcal)
コロナSL-66G:5.14kw(4430kcal) 幅46cm 高さ55cm
武井301A:5.8kw(5000kcal)
ニッセンSS-6:5.8kw(約5000kcal)幅39cm 高さ60cm

タケイくん圧倒的!そりゃー、普通のストーブの二台分の火力があるわけだ。確かに雪中スイートグラスのアスガルドで-14度でも1台で済んだしなー、今更ながら頼もしい相棒です。で、タケイくんと同等の火力を求めるとコロナの大型かニッセンあたりになってくるんですが、コロナ(SL-66G)の実物みたらデカすぎ。高さ553×幅460×奥行460mmとのことなので、いくら最近、積載に少し余裕がでたとはいえ、この大きさを運ぶにはちときつい。

ニッセンのストーブは、他の型番の物も高火力な物もあるですが、なんとなくSS-6に惹かれてこいつに決めました。エイヤ!

ということで我が家にやってきたので、早速点火。
無事に付いたので、とりあえず一安心。やっぱり、オークションで買うものって不安があるよね。

網目からほんのり見える火がいいね。
天板の状態はキレイです。

とはいえ、サビがでてる部分もあります。
このへんは腐食が一番きついところかな。でも使用には問題なし。少し磨いて、塗装しなおそうかな。

ありがたいことに機能的な部分は腐食もなく、きれいな状態。
いいんじゃないでしょうか。

ただ、芯はほとんど残ってなくて、これが目一杯出した状態。
数回使うくらいはできそうですが、長く使うにはやや心配。なので、換えの芯を買ったので、近々交換に挑戦しようと思います。自分にできるか不安だけど。

実は、前回のキャンプの時にMさんが偶然にもSS-6をお持ちだったので、詳しく見せてもらっていました。そして、図々しくも、ラゲッジに実際に入れてみて積載できることも確認させてもらったり詳しくお話を聞いていたのでした。キャンプ中にポチったのは初めてでしたが(笑)

それと、いつか買いたいアスガルドのジップインフロアを使ってお座敷仕様を想定すると、やっぱりタケイくんじゃ不安定なんだよね。お座敷にストーブでヌクヌク。いつか試してみたいスタイルです。

ということで欲しかった石油ストーブが手に入って、ヌクヌク冬キャンプできるかな。コットン幕にストーブの組み合わせで幸せになれるかな。

今年も楽しむよー、冬キャンプ!