LINE IDが乗っ取られました。

lineまさか自分がというのが第一印象でした。
LINEのIDが乗っ取られるという事案が発生してるのは、知ってはいたんですが、対策を怠ってたのが原因でした。そもそもLINEを頻繁に使ってる方ではなく、カミさんを含め数人レベルでしかLINEを使っていなかったので、油断していました。

ある程度ニュースにはなっていたので、知ってる方も多いとは思いますが、LINEのIDが第三者に漏れて、ログインされIDを乗っ取られます。IDを乗っ取られると、登録しているメールアドレスやパスワードを変更されて、本人がログイン出来ない状態になります。

で、乗っ取られた後に何をされるかとういうと

1.本人になりすまして、つながってる友人に連絡される。
2.代金は後で払うからといって、コンビニでプリペイドカードを購入するよう友人に頼む。
3.犯人が購入したプリペイドカードのパスワードを見せろと頼む。
4.犯人は別の場所でパスワードを使ってプリペイドカードを安全に現金化する。

という感じで、購入した友人に被害がでてしまいます。
被害者は友人から頼まれてるので、信頼して頼み事を聞いてしまう善意をついての犯行です。ちなみに、誰と誰に連絡したのか、結果的にはまったくわかりません。第一報はカミさんで、LINEで変なお願いが来てるけど、これなに?と別のメールで連絡がきました。

その時の画面。
line_02冷静に見ると明らかに怪しい口調。

カミさんは僕が普段とは違う不自然な口調なので、なんか変だと気が付きましたが、一歩間違えれば被害にあっていたところです。

facebook経由で、友人からも連絡があって、乗っ取られてない?との報告もいくつかいただきました。
line_03元同僚は、このニュースの手口を知っていたので、あえて、騙されてるフリをしてみたようです。相手が言う前に「電子マネー買えばいいの?」「コンビニだよね?」って先読みしすぎ(笑

そもそもでいうと、LINEというサービスが悪いというわけではなく、他のwebサービスでメールアドレスとパスワードが漏れて、僕がLINEでもその漏れたパスワードと同じものを使っていたために、LINEでログインされたのが原因です。

要は、複数のwebサービスで同じパスワードを使いまわしていた自分のせいでもあります。

上の画面をよく見るとわかりますが、ちょっと頭にきたので、カミさんに、その相手に「天安門事件」と返信してみてとお願いするイタズラもしていました(笑
ネタ元はこちら
(中国ではネットが国家に検閲されてるので、検閲ワードが会話されるとネットが遮断されるという事案を逆手にとった対処法)

やっぱりというか、想像どおり、相手は「退出」したのを見て、犯人は中国からのアクセスというのが実証できました。その後、LINEカスタマーサポートから連絡があって、アカウントが第三者によって削除されていたと教えてもらいちょっと安心しました。天安門砲が聞いたかどうかはわかりませんが今のところ、被害の報告はうけていません。もしこのニュースを知ら方がいたら、お気をつけ下さい!

ご迷惑をおかけして皆様、すいませんでした!!

一応、メールアドレスとそのパスワードの組み合わせが漏れたということで、他のサービスのパスワードは全部異なるものに変更しました。イソガシイトキニ タイヘンダッタヨ。

教訓:パスワードの使い回しはやめよう。