木製テーブルの自作(beef lucky tool ver.)

久しぶりにキャンプ用テーブルを自作しました。今回のは今使ってる物より構造がシンプルで、より薄くコンパクトで、より強度が増し、より使い勝手がよいタイプのテーブルです。なんでそんな理想的なテーブルかというと、beefさんが作ったものを真似したから!

すごいぞbeef lucky tool!

なんでも最初はテント内での作業台用として使おうとちゃちゃっと作ったとのことです。こんな簡単な物を記事にするまでもないと記事にもされていません。。。それはもったいない。

ご一緒したときに何度となく実物を見ていて、実用的でシンプルで素敵だなと、毎回ヨダレを垂らしながら見ておりました。で、前回のグルキャンの帰りにしっかり偵察しておきました。ほうほうなるほど。ここはこうで、ここはこう。こういう金具を使うんだ。これなら自分でも作れるかも。完成された物ってシンプルで美しい。一見作りやすい構造ではあるんだけど、意外とこのタイプの木製テーブルを上手に自作されてる方は少ない気がします。脚が難しいんだよね。脚の部分が。

真似て作ってみました。

で、作ったのはこんな感じになりました。
高さと幅はユニフレームの焚き火台テーブルに合わせました。もう一個作れば、脱焚き火テーブルができるな。うん。

それとbeefさんが使っていて、何気にいいなと思ったのがこの隙間。
ここに隙間があると、ちょっした小物をかけられてすごい便利なんですよね。

ちなみにbeefさんはこんな素敵なものをつくってぶら下げてました。
くそぅ、こんな布物まで作れるとはいちいちおしゃれだ(笑

裏面はこんな感じ。全部ネジで留めただけ。作りはシンプル。
脚はネジ式で回してつけるタイプ。垂直に脚がつくので強度的にも安定感があります。

厚さは約2cm。焚き火テーブルとほぼ一緒。
今まで使っていたのが厚さ4.5cmほどだったのでだいぶコンパクトになりました。

材料

まずは脚の金具から。「板付ナット」のM8を4つ購入。

ネジは「オールアンカー」M8 長さ50mmのものを4つ。
オールアンカーという物すら知らなかったんですが、仕組みはこんな感じの金物。ネジ部分の中心に出っ張りがあって、そこを叩くと、先っちょが開いて固定されるようなもの。へー。

金具はこれらを4セットです。

木材は檜(ひのき)にしました。たまたまコーナンで、丁度よいサイズのがあったという理由で。
天板の素材。テーブルの横幅を55cmにしたかったので、合計が55cmになるような組み合わせ。厚さは9mmで、全部カットしてもらいました。630mmというのは単に1920の木材を3等分してもらったから。強度重視であれば厚さ12mmだと強そうです。
(1)630mm × 24mm × 9mm (1個)※写真には2個ですが計算ミスで使用せずw。
(2)630mm × 120mm × 9mm (2個)
(3)630mm × 90mm × 9mm (3個)

抑えの板と脚。
これは厚さ12mm。
(4)550mm × 50mm × 12mm (3個)
(5)230mm × 24mm × 12mm (4個)
(6)349mm × 30mm × 30mm (4個)←脚
テーブルの高さを37cmにしたかったので、9mmと12mmの板に乗せるので349mm。

組み合わせはこんな感じ。
(1)の板だけだと強度的に不安なので、裏から(5)の板を添えています。beefさんは一本の棒に切り込みをつけていたけど、自分は切り込みをいれる技術がないので、二本の板を合わせました。

製作開始

まずは脚から。ドリルで垂直に穴をあけます。垂直にできないと、あとで脚が斜めになってしまうので慎重に。
まず細くあけて。

穴が深くなりすぎないようにドリルには目印をつけて。
穴をあけました。

穴にオールアンカーをさして、ナットの位置を調整して出っ張りを叩く。ナットの位置を調整することで、叩いた時に食い込みすぎないで、丁度よい出っ張りをキープできるみたい。へー。面白い仕組み。

叩いたらナットの部分を取り外して完成。
こういうネジを作るのがハードル高いかなと思ってましたが、オールアンカーを使えば素人の自分でも簡単にできました。ネジはしっかり食い込んでるので、抜けないです。

受けの部分。(4)の板にナット部分の穴をあけて。

はめてネジでとめる。
あ、組み立てる前に色は塗っておきました。組み立てはネジでとめるだけなの簡単。

ということでできましたー。

余ってたスノピの袋がちょうどよく脚袋になりました。

仕組み的に、前回作ったテーブルよりシンプルで簡単でした。しかも垂直方向の力に強くなったので、安心して使えそうです。何よりコンパクトというのは嬉しいね。

前にbeefさんに作ってもらったアイアンラックも今やキャンプでの定番商品になって、至るところで見るようにもなりました。派生商品はいろんなところで商品化もされてるみたいだしbeef lucky toolやっぱりスゴイ。

シンプルな自作道具がまた1つ増えました♪

“木製テーブルの自作(beef lucky tool ver.)” への10件の返信

  1. 昨日久々にパソコンの前に座れるようになって
    (体調問題ではなくパソコン部屋が倉庫状態だったんです)
    パソコンでこはなのさんのブログを読んだら自作記事!
    私の大好きな自作記事!
    悶えてます。

    こんなテーブル欲しかった!
    しかもなんて分かり易い!
    BEEFさんもこはなのさんもすごいよおおおおおお!!

    このページをデスクトップにずっと置いておきたいですっ

    1. かきこさん
      お久しぶりです〜。
      全く関係ないですが、だいぶ前にカキコさんからもらった熊鈴をキャンプ道具ケースに入れていたと思ったんですが、どこにいったか知りません?最近、山歩きに熊鈴欲しいなぁと思い始めてるんですが、そういえば昔カキコさんにもらったなーと。どこにいったんでしょう、僕の熊鈴。

      このテーブルを週末デビューさせてきます!使えるかどうかはまだわからないのです!

  2. 初めまして!
    いつも楽しくブログを拝見させていただいております(^^) ナチュブロのハンドルネームSaikorocamperと申します!

    ナチュログ始める前からちょこちょことお邪魔させていただいており、実はC&Cの良さもこのブログで知って、後にハマった我が家でございます。

    今回こは・なのパパさんのこの記事を見て、いっちょ自作テーブルやってみるか!と触発され、キーパーツを参考にさせていただいておりますf^_^;)

    よろしければナチュブロですが、お気に入りに登録させていただいてもよろしいでしょうか??

    今後ともよろしくお願いします(^^)

    1. Saikorocamperさん
      はじめましてー。最近、ブログ始められたんですね。
      結構前から見ていただいたということで、ありがとうございます。最近はめっきり更新も減ってきている状態ですが、途切れないようにがんばります^^;
      自作の道も奥が深いですが、できるようになると楽しいのでおすすめですよー。自分で作れるようになるとグッと世界観が広がる気もします。

      お気に入りは是非~。自分もいただきますね。では~。

      1. こは・なのパパさん

        Reply有り難うございます(^^)
        次は何やられるのかな〜?といつも更新楽しみにしてますよ〜!
        お気に入り有り難うございます、早速登録させていただきます!今後ともよろしくお願いします。

  3. 天板の角と、四角の脚の角を合わせる事は可能ですか?
    丸い脚ならば回転角は関係無いですが、四角の脚だと回転角を天板に合わせないと格好が悪いです。

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